旅のあと

ヨーロッパやアジアの海外旅行を安く、お得に、行きたい所だけ詰め込んだ旅のブログです。パリや美しい田舎町などはじめとした観光情報などを記載しています。

注意!バスでロンドンからパリへ。治安の悪い地域に真夜中到着

旅行日:2017年5月

ユーロライン

ユーロライン(eurolines)でロンドン→パリ移動

イギリスに2週間短期留学+旅行した後、パリに10日程行きました。節約の為、ロンドン→パリをバスで行きました。 2500円位。びっくりするほど安い!国内電車移動より安い!

夜行バスとか怖いイメージですが、昼の1時位発のバスでその日の夜到着なので大丈夫かと思っていました。

ユーロラインのバスローターリー

宿泊先からuberでロンドンのバスロータリーに到着。 乗り場が分からなかったので、人に聞く。 教えられた辺りに行くと、待合席と搭乗口一帯をブルーシートで囲み警官が!!!!

じ、事件!?

不安で仕方ない...

近くにいたスタッフらしき人に、チケットを見せると、ここで良いと、、、 しばらくすると、ブルーシートが外されて警察も撤収... 何事もなかったように...人が待合席に座る... テロの抜き打ち検査かと思ったけど...ブルーシートて..何故?怖くて聞けず。

時間があったので、飲み物を買い、残りのポンドを両替。 出発時刻になると、搭乗口からバスに人が並び出す。 チケットを見せると、あっちだよと言われてる人が、 私も見せたら、あっちと、、、同じ入口で2つのバスがあるみたい....

ほぼ定刻にバス出発

予定時刻にバスが出発したので、ほっと一息。 007で有名なMI6を車窓から見て、郊外に向けてバスは走っていった。

うとうとしてたら、ローターリーみたいな所に到着。 ここで全員バスを降り、パスポートをスキャンするみたい。 英語も出来る方じゃないので、とりあえず前の人に付いていく。 出国管理室があると思ったら、
ただシンプルな機械にパスポートをスキャンするだけ... チェックする人おらず...

これで良いのか不安で仕方ない....

トイレに行ったあと、無事バスに乗り込む。 それから船待ち渋滞を感じながらゆっくりと進んだ。ようやくバスは5レーン位ある、車線に停車。 他のレーンはまだ車がなく、結構早く舟に乗れそうと思っていた。レーンには、車がどんどん停車して行った。 こうやって、道に車を詰めてから、順番に乗せていくようだ。

私たちのバスは、早く着いたのに、他の車が先に進む。すぐに私たちのバスも。と、思っていた。
私たちのバスだけ、動かなかった....
しばらくすると、運転手と前方の乗客(複数)が揉めて怒鳴っていた。
この状況は、もはや英語力関係なくわかる...
次の船に乗る事になった=到着が真夜中になり電車で帰れない...

船に乗り、ドーバー海峡を渡った。 ガリエニ駅(Gallieni)に着いたのは、午前0時15分位。
恐ろしく安いと思っていたが、こういうことかー! いや、たまたまかも...

ガリエニ駅(Gallieni)到着

地下鉄は、電気が付いていて開いてるようだった。 ガリエニ駅は、雨上がりの真夜中で人が全然いなかった。 私の宿泊先は、ガリエニとロベスピエール駅の間で徒歩7分だった。タクシーも見当たらず、 ガリエニは治安が悪い(ドラッグ関係)と聞いていたので、急ぎ足で、道を南下して行った。


途中、駐車場にいた男の人から「ヘイ!ヘイ!」という声が聞こえ、怖くなったが、距離もあったので、聞こえないふりして、速足で通り過ぎました。

怖さで血走った顔をし、タイヤ4個付きのLサイズのスーツケースは、悪路で容赦なく爆音!ゴォーーっと鳴るので、 近隣が起きる前にと凄い勢いで治安の悪い町を爆走しました。 そんな私は、クスリやっている人にもヤバい奴と思われていたかも... 音で気配を消すことが出来ないが、誰も近づいては来なかった...

辺りには、ホテルがいくつかあったので、泊ろうかと思ったが、 Airbの人が待っているので(すでに大迷惑..)向かいました。

爆走しすぎて、道が分からない、すれ違う人の人相が怖くて、道が聞けない... 大通りに出たところで、タクシーを発見。 道を聞くと、丁寧に方向を指さしてくれたが、近いから乗せてくれないのか、 ただ道を聞いただけと思われたのか、タクシーは去って行った...

ひたすら道を歩いて行くと、お店が沢山ある通りになり、思いっきり過ぎている事に気づきよく分からなくなってしまった。 やはり、その辺のホテルに泊まろうと思ったが、タクシーが通ったので、今度は乗せて貰って宿泊先に到着。 深夜料金も取らなくちゃいけなくて高くなるけど良い?と言ってくれて、でも良心的な値段で良い人でした。 それから、到着しても、Airbのホストに会えず(通常のマンションは玄関で呼び出す方法がない事を知らなかった) ちょうど、出てきたイカツイHIPHOP系の実は優しいお兄さんと、通りすがりの大変親切なCM作ってるお兄さんにお世話になり、 無事ホストと合えました。

真夜中に、色んな人に迷惑をかけてしまい...この地域で私がこの日一番危険人物だったのでは... お兄さんには、後日お礼をしました。

翌日、地下鉄ロベスピエール駅を使いました。暗くてとても治安が悪そうな駅でしたので、 乗っても恐怖だったと思いました... この辺りは、中東系の移民の人が多い感じでした。 壁に落書きも多くて、とても治安が悪そうな雰囲気で、常に周囲を気にして歩いてました。

"昼間の街"

夜で、怖そうな所だとこんな感じ。

"夜の街"

Airbのホストのお兄さんに治安が悪そうと言うと、どうしてー全然安全だよー。 と言います。(お兄さんは黒人さんだから安全なのでは...アジア人には危ない?) 確かに、パン屋のお姉さんもお客さんも優しいし、 向かいのバーの人は、前を通ると「ニーハオー」言ってくるし、(違うんだけど...) 路地裏に行くと、アグリーベティーのベティー姉の子の様な男の子が、回りながら歌って出てきたし

"路地裏"

土曜は、真夜中に若者が空き地に集まって、音楽爆音だけど、全員で誰かのハッピーバースデーを色んなパターンで歌うし、 安全と言えば、安全なのか...

夕方4時頃、マンションの前に男の人が集まっていて、どういう集まりか、宿泊先のお兄さんに聞くと、 「向かいの店でのドラック買い待ちの人かな。仕事がなかなか見つからなくて走ってしまうみたい...」と

ガリエニ駅とひと駅の差は、ほぼないようです...

ユーロラインを使用する場合は、万が一遅くなった時用に、駅前のホテルに泊まるのをお勧めします。

真夜中で、出歩くのは勿論良くなく、治安の悪いところも避けた方が良いです。 私が、今回出会ったのは、運よく、治安の悪い地域と言われる所のすごく優しい住民ばかりでした。

私が一番怖い思いをしたのは、地下鉄で午前11時。モンマルトルも夜が怖いといいますが、各国の観光客で溢れており、 実は、朝方が一番危険です。

人がいない時間帯こそ、最も危険です。

治安の良い所でも犯罪はあるし、常に注意が必要ですね。