ガイドブックにあるメインの観光スポットに行ってしまったら...
旅行日:2018年5月
パリのグラフィティーを知る上で重要なビル。レ・フリゴ(Les Frigos)ビルディングへ行って来ました。
パリのアーティスト集団の本拠地、レ・フリゴ(Les Frigos)ビルディング
パリで有名なグラフティ―アーティスト集団のレ・フリゴの本拠地となるビルディングです。フリゴとは冷蔵庫と言う意味で、元々は食肉の冷凍貯蔵庫だったビルで、現在はアーティスト達のアトリエや事務所となっています。グラフティ―と言うとイギリスではバンクシーですが、パリはレフリゴらしいです。
Bibliotheque Francois-Mitterrand駅から西側に歩くとあります。1年前見た駅前のグラフティがこの迫力あるオブシェに変わっていました。 同じものがずっとないと言うところもグラフィティーの見どころなのかも...
メーデー(5月1日)の午前中、友人に会った後、昼頃行きましたが、人が全然いませんでした。 ただならぬ雰囲気を醸し出す外観...
ビル前に着くと、アーティストの方に気さくに話しかけられました。 何故このビルを知ったのか、日本の和紙を使って作品を作った事など話を伺い、アトリエを見せて頂くことになりました。建物にICキーで中に入ったので、この方のおかげてすんなり中を見学出来ました。
作品を伺うと、アイアンを使用した作品で、影の位置により雰囲気が変わる、影を活かしたとても素晴らしい作品でした。建物はクールで不気味な感じですが、人は親切で気さくだと思いました。
元々、食肉用の冷凍貯蔵庫だったビルで、この方のアトリエのドアは恐ろしいほど分厚い鉄のドアでした。かっこよいのですが、若干ホラー要素を感じました。 かなり古い建物ですが、本拠地としての価値も高く、家賃がすごく高いそうです。
一通り見終わるとお礼を行って、ビル内を見学しました。 螺旋階段には、グラフティが一面にズラリ。。。電灯ないので暗い。。。
各階の通路は明るく至る所にグラフティ―が書かれていました。デザイン事務所やアトリエが入っています。フランス語が全く話せないので入りませんでしたが。アートを売っている所もあると思います。
1階の部屋には、上から下まで360度絵が描かれていました。 とてもかっこよいです。しかし、ちょっとこの部屋は臭かったです。。。
ドアも容赦なくペイント
通路のデザインは様々でした。シンプル系もありました。
そこに壁がある限り...景観上OKな部分は全てグラフティ―で埋め尽くされています。絵を志す人らはここに来て記念にスプレーするそうです。(たしかお金いるかも)
天気が良いので、また近くの公園に寄りました。 小鳥のさえずりと緑が多いので、とても気持ちが良いです。
お腹がすいていたので、昨日食べれきれなかったパンを食べました。 鳥がパンくず狙いでやってくるので、パンくずを投げ与えました。
どんどん近づくいてきました...
メーデーなので友人にもらった鈴蘭。この日、街角の至る所で売られています。 誰かにあげるとその人が幸せになるそうです。すごく良い香りがします。