高野山の宿坊に1泊旅。2018年紅葉シーズン開始。
真言密教の聖地、高野山に母と1泊旅をしました。
紅葉始めの高野山へ。宿坊に泊まる1泊旅
高野山へは、2日間バス乗り放題券と主要個所の割引券の付いた”高野山・世界遺産きっぷ”を購入しました。 特急は、南海なんば発10時の次は13時しかないのでご注意!
ケーブルカーはもうすぐ新車両になるそうです。
母は遠方からでしたので、13時発の特急で高野山へ。15時に宿坊にチェックインした後、奥の院へ向かいました。
奥の院
奥の院口より入山。荘厳なる雰囲気の奥の院。名だたる武将の墓や慰霊碑などが数多く弘法大師御廟まで続いています。
お化粧をさせて頂くと、美しく(化粧が上手に)なるらしい。お化粧地蔵。 夕方行くと、多くの方で盛られていました。
仲良し地蔵。仲がよさそうな雰囲気とかわいい羽織に癒されます。 御廟橋を渡ると、弘法大師御廟。札に願いを書いて翌朝御祈祷して頂けるとの事。お守りも買いました。 奥の院前に行くと、ちょうど臨時のバスが出ていました。バスに乗り、宿坊へ。
宿坊
夕食は、基本18時位で向かいの部屋にご用意して頂きました。宿泊される方が少ない場合はこのスタイルのようでした。精進料理は、とても美味しくてボリュームがありました。うす味ですが、旨みが出ていておいしかったです。ごまどうふも美味しかったです。数珠と御札を頂きました。門限は21時との事ですが、ご飯も早く食べるので、21時はすでに静まり返っていました。
早朝、6時半より本堂にておつとめに参加しました。僧侶が円になり、唱えるお経の響きが、別世界へ繋がっているような荘厳な雰囲気でした。 これぞ密教の聖地を感じられる空間でした。
正座慣れしていない私は、後半痺れに気を取られましたが、ご年配の方は椅子が用意されていました。
7時に朝食を頂き、8時半頃宿坊を出ました。苅萱堂(かるかやどう)を参拝して、前のやきもちの店や近くの光海珈琲へ行きましたが、9:00過ぎでは開いてなかったので、歩いて壇上伽藍に向かいました。
壇上伽藍
標高が高いので、もうちらほら紅葉し始めていました。緑と黄色と赤のコントラストが、とても綺麗でした。真っ赤な紅葉も綺麗ですが、青紅葉がまざった紅葉も綺麗でした。
根本大塔
高野山のシンボルとなる大塔です。堂内には大日如来像を中心に周りに4仏像、曼荼羅そのものです。迫力がありました。高野山・世界遺産きっぷに割引券は付いていたのですが、金堂も根本大塔も無人でお釣りのいる人は、御供所に行かなければならないので、各箇所の参拝で小銭もほとんどなく、2人分まとめて払いました。
枝の色合いとのバランスが美しい紅葉。場所によっては、かなり色づき始めているものもあります。
六角経蔵
1周時計回りに回すと、1回お経を読んだことになります。1人では重くて回せませんでした。2人で回せるくらい。
三鈷の松
落ちている3本の松の葉を拾って持っていると幸せになれるらしいです。この時は、何かを試されているのか、どれを見ても3本の松の葉で、2本の葉を探すのかと思った程でした。同じ松でも、近くの松は2本のものしかありませんでした。なんとも不思議です。
高野山霊宝館
火事から守るため、高野山の仏像や曼荼羅など文化遺産が集めれています。快慶の執金剛神立像は息をのむほどの迫力がありました。
寒かったので、11:30頃にランチにしました。750円のハヤシライス(サラダ付)を頂きました。美味しかったです。この日は土曜日で観光バスも多く、有名なレストランは団体客の貸し切りなど、どこも満席でしたので土曜に行かれる方はランチの時間をずらした方が良いかも知れません。
金剛峯寺
襖絵など室内はほぼ撮影禁止です。狩野派の襖絵がありました。蟠龍庭という日本一広い石庭は、素晴らしかったです。
こちらの奥の部屋から紅葉を見ながら、お茶を頂き休憩しました。
帰りに、やきもちを買ったりお土産を購入しました。母は大師陀羅尼錠やごまとうふ、金剛峯寺の煎餅(米粉)など購入しました。帰りは、13:50分頃、高野山を出てケーブルカーで下山。急行なので、橋本で乗り換え、16:00頃、なんばに着きました。高野山からの特急は、なんばでなく、新今宮と天下茶屋止まりだそうです。
三鈷の松の葉と宿坊で頂いた。お札と数珠。
高野山への行き方
電車:南海なんば駅より極楽橋。ケーブルカーに乗り高野山へ。特急:約1時間半。急行:約2時間
急行は橋本駅で乗り換え有。
高野山・世界遺産きっぷ(日帰りの場合は、高野山1DAYフリーチケットがお得)
高野山内でのバス時刻表検索
高野山公式URL